盆踊りの時期になりました。町内のお祭りなどでご使用の場合、年に数度の設置になると思われます。この時期お問い合わせ頂く内容に多いのが音が出ないトラブルです。稀に接続ミスなどの繋替えで正常になる場合もありますがそれで直らない場合何とかしなければならない状況になります。
単純ミスを防ぐには、まずご使用のスピーカーが「ローインピーダンス」接続なのか「ハイインピーダンス」接続なのかを確認して下さい。
■「ローインピーダンス」の場合スピーカーに「4Ω」とか「8Ω」とか「16Ω」などの記載があるものが一般的です。*製品によりこの限りでありません。
■「ハイインピーダンス」の場合スピーカーに「330Ω」とか「670Ω」「1kΩ」「2kΩ」などの記載があるものが一般的です。*製品によりこの限りでありません。
アンプ側の適した端子に接続して下さい。
下記は一般的な接続図です。
*TOA TA-2030の図
*新規導入でない場合でアンプとスピーカーはマッチングしていると仮定しています。マッチングしていない場合やつなぎ方を誤ると音が極端に小さいか、最悪の場合機器が破損します。十分にご注意下さい。
配線方法が正しい場合、機器に問題が生じている可能性が高まってきます。
保存先が公園などの物置という場合が多いですので湿気や雨漏りによる腐食など多く見られます。
代表的な構成は、
[アンプ]TA-2030 (30W)
[スピーカー]TH-750 (ホーンのみ)
[ドライバーユニット]TU-730A (30W/16Ω)
[ドライバーユニットカバー]UC-200A (仕様時アングルの使用制限が生じます)
組み合わせは、ワット数やスピーカーの数などにより異なります。上記の構成を配線すれば正常に音が出ます。
ちなみに上記は「ローインピーダンス」構成です。
ホーンは基本的に電気部分ではありませんので、故障の場合、アンプかドラーバーユニットになります。
試せるスピーカーがあればアンプの切り分けができます。
故障箇所の切り分けの方法やご相談等お気軽にご連絡下さい。出来る限りご希望に添えるよう努力させて頂きます。
今回参考にした製品は、
■アンプ
TOA TA-2030 弊社直販サイト
メーカー製品紹介サイト
■スピーカー
フレックスホーン
メーカー製品紹介サイト TH-750
ドライバーユニット
メーカー製品紹介サイト TU-730A
ドライバーユニットカバー
メーカー製品紹介サイト UC-200A
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*イラスト フリー素材
https://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_2418.html