最近のケーブル類で非常にわかりにくいのが「HDMI」です。
現在一般的なコネクターは
写真:標準(タイプA)-標準(タイプA)
一番目にするコネクターだと思います。
写真:標準(タイプA)-ミニ(タイプC)
写真:標準(タイプA)-マイクロ(タイプD)
コネクターは物理的に違いがわかるのですが、見た目は同じでも違いが出るのがバージョンです。
実際には
1.4とか2.0 とかあるのですが、、、現時点ハッキリ謳っているメーカー品はまず無いでしょう。以前はバージョンをハッキリ記述していたのですが、大人の事情とは云わないでしょうが、記述しないような取り決めを行いその後大手メーカーは表記を取りやめました。現時点でもバルク品はバージョンの記載があります。
ではどこで見極めるかですが、
■Standard HDMI Cable(標準HDMIケーブル)
■Standard HDMI Cable with Ethernet(イーサーネット対応標準HDMIケーブル)
■High Speed HDMI Cable(ハイスピードHDMIケーブル)
■High Speed HDMI Cable with Ethernet(イーサーネット対応ハイスピードHDMIケーブル)
などの表記で判断することになります。
資料的には
↓規格の違い
写真:HDMI Licensing, LLC公式 2015_Q2_HDMI_2.0_Overview_FINALより抜粋
↓違いによる出来ることの表
写真:HDMI Licensing, LLC公式 2015_Q2_HDMI_2.0_Overview_FINALより抜粋
↓肝心の部分
写真:HDMI Licensing, LLC公式 2015_Q2_HDMI_2.0_Overview_FINALより抜粋
ここで初めて出てきます、「HDR」対応の文字。
要は「2.0a」 以上でないと「HDR (High Dynamic Range) フォーマットの伝送に対応」はしていないという事になります。
~1.2aまで | 4.95Gbps | STANDARD HDMI Cable | |
~1.4aまで | 10.2Gbps | High Speed HDMI Cable | |
~2.0a……. | 18Gbps | Premium High Speed HDMI Cable |
*実際には以降も規格は存在します。
*ロゴは「with ETHERNET」を掲載していますが無しバージョンもあります。
規格はかなり前から存在しており、「Premium High Speed HDMI Cable」製品も発売はしておりました。
当然価格も高価になり、一部のユーザー以外の大多数は、「スタンダート」または「ハイスピード」にて利用していたと推測されます。
、、、が、しかし、昨今目にする「HDR」しかも、UHD(4K Ultra HD ブルーレイ)が出てきて更にUHD対応プレイヤーやUHD再生対応レコーダーなど発売されるようになると話は変わってきます。
要は、4K(UHD)再生はできて絵は出ても、HDR表現がなされない可能性があるということです。
*HDRをお楽の際は、
■コンテンツ(4K UHDなど)
+
■再生機(4k (HDR対応)プレイヤーなど)
+
■4Kモニター(HDR対応)
+
■Premium High Speed HDMI Cable
が必要です。
*HDR対応のサウンドバーなどには大概(18Gbps対応のHDMIケーブルが付属されているケースが多いです。
また、モニター側(BRAVIAテレビなど)もしっかり設定をしなければなりません。BRAVIAの場合←をご参照ください。これを怠るとせっかくの環境も実際には表現しきれてません。
弊社でも積極的にご活用のアピールをさせて頂こうとキャンペーンを取り組んでおります。
UltraHD 再生機/UltraHD ブルーレイ をお求めの際は是非「Premium High Speed HDMI Cable」も一緒にお求めになるるようご検討下さい。
【HDR対応 HDMIケーブル】
イーサネット対応 プレミアム HIGH SPEED HDMIケーブル
■DLC-HX10XF (1M) ソニー製品紹介サイト
■DLC-HX15XF (1.5M) ソニー製品紹介サイト
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